四国中央部の一番山深いところ、名産である柚子と杉、また那賀川上流の景色からなる山腹にあるひとつの集落。
その集落の一角に、この地域ではあまり見慣れない広い空間を活かした平屋の一軒家があります。
徳島県那賀町木頭地区に唯一の宿泊施設として、カフェ「kenzギャラリー」を営む中野みね子さんが、2017年6月にオープンしたゲストハウス「hanare(はなれ)」です。
贅沢に使った敷地の入り口には、長いアプローチの桟橋があります。その桟橋を渡ると広いスペースを贅沢に使った踊り場と、ガラス張りからなる平屋が見えてきます。
ガラス戸から中に入ると片側が全面ガラス張りの杉材を贅沢に使った一間の部屋。窓の外には柚子の木が見え、都会の気ぜわしさを忘れ、ゆっくり寛げる空間が待っています。
一間の奥には、トイレ、風呂、キッチンを完備。キッチンは食材を持ち込んで自由に調理できますが、希望があれば、地元の食材を使った郷土食事のご用意も可能です。